出演者


秋風 リリー幼少より踊り始める。NY留学を経て、帰国後は菊地尚子のもとでコンテンポラリーダンスを本格的に学ぶと共に、カンパニーダンサーとして活動。2013年に九州へ活動の場を移し、精力的に活動中。また昨年末からは新しく作られている神楽の振付も担当している。混浴温泉世界2012を機に結成された金粉ショーThe NOBEBOメンバー。

OGA書道。幼少より筆を持ち、福岡教育大学で書を専門的に学ぶ。書道パフォーマンスユニットLOVE CRUのメンバー。書字の摩擦を通じて広汎と停留の感覚を楽しむ。

大澤 寅雄文化生態観察者。(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員。共著=『これからのアートマネジメント「ソーシャル・シェア」への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』。

かもめマシーン2007年設立。主な作品にAAF戯曲賞を受賞した『パブリックイメージリミテッド』、STスポット提携公演『スタイルカウンシル』、イタリア・ローマ市演劇記念館で紹介された『福島でゴドーを待ちながら』など。

シルクロード能能楽のルーツは、アジアの諸芸能が次々とシルクロードを渡り、極東までたどり着き、混然と融合した結果である。その長い伝統の中で硬直した形式から逃れ、自由に、生きた芸能を生み出すため、モンゴル、中東、韓国、日本などアジア各地の音楽や舞踊のエキスパートが集合した。

Sui-tarotタロット占い。1999年バンド活動開始。2007年社会問題に目覚める。2010年福岡初インフォショップ開店。2011年反原発デモ主宰。2013年閉店。2015年占師になる。様々な展開を経て、ここまで来ました。



ソ・ヨンランパフォーミング・アーティスト。ソウルの梨花女子大学校、韓国芸術総合学校で舞踊を学び、2008年より個人での創作活動を始める。2013年に『地の神は不完全に現わる』で韓国のフェスティバル・ボム、フェスティバル/トーキョー公募プログラムに参加。他の作品に『明日、もっと可愛いくなる』(2014年)、『ヴァギナの死』(2015年)等。

竹川 大介海洋民族学者・銛突海人、かつて全国誌に連載を持っていた吟遊漫画家。石垣島で追込漁師に弟子入りし、その後ソロモン諸島でイルカ漁、バヌアツ共和国でトビウオ漁を修行。二〇〇四年にスター★ドームを開発、愛知万博の市民イベント「宇宙船地球号」を企画。二〇〇八年、小倉の旦過市場で町の縁台「大學堂」を立ち上げる。最近は漫画の仕事がないので、北九州市立大学で人間関係を教えている。

鄭 慶一二〇一三年四月より福岡県北九州市にある「枝光本町商店街アイアンシアター」の運営代表を務める。『地域にアートは必要か?』をテーマに、様々なアーティストとの共同事業を行う傍ら地域活動にも積極的に参加し、本当に持続可能性のある芸術活動を模索する。主な主催事業として「枝光まちなか芸術祭」「勝手に来やがれ踊る商店街」「東北days」を手がける。

手塚 夏子ダンサー・振付家。既成のテクニックではないスタイルの執行錯誤をテーマに舞台活動を続ける。2001年「体を観察する」というテーマに辿り着き、自身の体を素材とし実験する作品「私的解剖実験」シリーズが誕生。

捩子 ぴじん1980年秋田県出身。2000年〜2004年まで舞踏カンパニー大駱駝艦に所属し、麿赤兒に師事する。自身のダンス作品を発表するとともに、パフォーマーとしてASA-CHANG&巡礼、FAIFAI、岡田利規などの作品に出演する。東京在住。

眞島 竜男現代美術作家。武蔵野美術大学油絵学科非常勤講師。写真、ビデオ、パフォーマンス、粘土、レクチャーなど、多様なメディアを用いた作品を発表。最近の主な展覧会に、「無題(Live Die Repeat)」(TARO NASU)、「レオナール・フジタ×眞島竜男」(鳥取県立博物館)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」(京都市美術館)など。

伴戸 千雅子●振付家・ダンサー。1989-2011年ダンスグループ「花嵐」で活動。近年は、ミュージシャンやパフォーマーと即興セッションや作品づくりを行う。自身の出産後は、月経や性をテーマにした親子向けWSなどを企画。2015年11月は「しもの世話」をテーマにした公演を上演予定。障害を持った人、さまざまな人を対象にしたダンスワークショップの講師をつとめ、カラダを通した出会いの場づくりに取り組んでいる。


陸奥 賢観光家/コモンズ・デザイナー/社会実験者。1978年大阪生まれ。2008年10月から2013年1月まで大阪あそ歩(観光庁長官表彰受賞)プロデューサーとして活動。現在は大阪七墓巡り復活プロジェクト、まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロクなどを主宰。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。

無職・イン・エクスカーションタカハシ ‘タカカーン’ セイジ + YukoNexus6––が遠足するバンド。2014年秋、大阪刑務所(堺市)矯正展への遠足をきっかけに発足。しばらくネットラジオに特化したバンド活動に専念していたが、名古屋KDハポン、大阪安治川FLOAT別府わくわく混浴デパートメント、滋賀酒游舘など、人前であれこれやるようになる。

武藤 大祐ダンス批評家、振付家、群馬県立女子大学文学部准教授(美学、ダンス史・理論)。現在の研究課題は、近現代アジアにおけるダンスのグローバル・ヒストリー、およびポストコロニアル・コレオグラフィーの理論。